【2576冊目】『短編画廊』
エドワード・ホッパーの絵から生まれる、さまざまな物語。企画モノのアンソロジーです。ラブロマンス、サスペンス、ホラー、ハードボイルドなど、いろんなジャンルが入っています。
執筆陣も超豪華! スティーヴン・キング、ジェフリー・ディーヴァー、ジョイス・キャロル・オーツ、ローレンス・ブロックあたりがずらり。でも、ぜんぜん聞いたことのない人の作品が、けっこう良かったりするんですよね。
とにかく、17篇がどれも粒揃い! 好き嫌いはあるでしょうが、明らかに「ハズレ」と思う作品はありませんでした。
私のお気に入りベスト3は、クレイグ・ファーガソン「アダムス牧師とクジラ」ジョー・R・ランズデール「映写技師ヒーロー」、ローレンス・ブロック「オートマットの秋」でした。
あなたのお気に入りはどれですか?
あ、でも一番気に入ったのは、ホッパーの絵! あまりちゃんと見たことなかったけど、どれもすばらしいです。物語が浮かんでくるのも、わかる気がしますね。