【2694冊目】東野圭吾『疾風ロンド』
出先で読む本がなくなったので、あわててコンビニで買った本(この行動自体どうかと思いますが)。内容もまた、お手軽なコンビニ・エンターテインメントです。
炭疽菌を改造した生物兵器を研究所から盗み出し、雪山に埋めたまま事故死した男。警察に通報すると、勝手に炭疽菌を改造したことがバレてまずいので、研究所は1人の研究員に秘密裏の改修を命ずるのですが・・・
とまあ、基本的には雪山でひたすら生物兵器(の隠し場所を示すテディベア)を探し回るというだけの話なのですが、それだけで400ページ近い分量を読み切らせるリーダビリティはさすが。
とはいえ、言ってみればそれだけのこと。コンビニに置いてあるのがふさわしい、まさに時間潰しのための一冊であって、それ以上でもそれ以下でもありません。う〜ん、これならスマホゲームでよかったかも?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!