自治体職員の読書ノート

自治体で働くソーシャルワーカーが、読んだ本を紹介します。

読書のための10の方針

 

1 読書には2種類ある。手段としての読書と、目的としての読書。手段としての読書は高速に進入し、高速に離脱する。目的としての読書は、むしろ本のもっている周波数にシンクロすることを意識する。以下は「目的としての読書」について書く。

2 本は食事のようなもの。味噌汁のように読む本、ラーメンのように読むジャンル、ステーキのように読む作家、ポテトチップスのように読む作家がいてもいい。

3 本を買う時は直感に従う。外れてもいい。身銭を切ることで本に対する嗅覚が養われる。ちなみにネット書店は、リアル書店が近くにない人以外は、利用を推奨しない。利用せざるを得ない場合は、買う本を決めてから画面を見る。レビューと星の数は、選書にあたっては邪魔でしかない。図書館が近くにあれば、図書館で借りて良かった本をネット書店で買うほうが、まだしも選書眼が身につく。

4 書店は定点観測する。近くにリアル書店があれば、中規模の本屋を週イチ、大規模書店を月イチで覗く。

5 古書店も、近くにあれば時々覗く。気になる本があれば手に取る。特に古書店の本は一期一会だと思ったほうがいい。ちなみに100円本コーナーは選書眼を鍛えるにもってこい。棚を見る前に「この棚から3冊買う」と決めて、選び、買う。

6 積読を大事にする。買う時期と読む時期は必ずしも一致しない。目に入るところに積んでおけば、読むべきタイミングはそのうちわかる。今は読むべきタイミングじゃない、と思ったら、中断して積読棚に戻す。

7 一日のタイムスケジュールに、読む本を配当する。私の場合、通勤の時に読む本、昼休みに読む本、休日に家で読む本、喫茶店で読む本、トイレで読む本を常に決めている。そうすると、たとえば電車に乗った瞬間に読書トリガーが起動する。

8 読む前に、どこまで読むか決める。電車なら、降りるまでに読むページ数を決めて、何が何でもそこまで読む。

9 本を読んだらレビューを2種類書く。私はインスタとツイッターでそれぞれ書いている。なるべく別々のことを書く。そうすると読書が多元的になる。

10 好きな作家がいたら出ている本を全部読む。対談もインタビューも追っかける。そういう作家が最低3人いると、人生幸せになる。