自治体職員の読書ノート

自治体職員です。仕事の関係上、福祉系が多めです。読書は全方位がモットー。

またまた、元に戻します。

他のみなさんのブログやサイトを拝見していると、二転三転している自分をみっともなく感じることもある。

だが、この「読書ノート」の基本スタンスは、あくまで「自分用の備忘録」。なので、自分の「読書法」が変われば、必然的にこのブログも書き方が変わってくる。ブログというのはみなさん、多かれ少なかれ自分の生活や考え方の一部を映す「鏡」のような面があると思うのだが、この「読書ノート」の場合も、「本」という、私の人生につねに併走してくれている存在について書くことで、自分のその時々の考え方や本との関わり方、読書という自分にとってとてもたいせつな行為について間接的に書いている(つもり)なのである。

したがって、一冊一冊についてコンパクトに感想を書くというスタンスは、一冊一冊を独立したものとして読むという本への捉え方の反映であり、3冊まとめて感想を書くというスタンスは、本と本との「つながり」に注目し、その「あいだ」を読むというやり方をとることにしたため、それがこの「読書ノート」にも反映したのである。また、自治体がらみとそうでない本を別ブログに分けたのも、テーマによって読むスタンスを変えようと試みたことが影響している。

で、今回はどうするかというと、とりあえずいったん分けたブログは再統合することにした。その理由は、自治体がらみとそうでない本を完全に峻別することはできないことに(遅まきながら)気づいたことと、いろんなテーマを行き来しながら本を読む、その「振り幅」自体に、後から読むとその時どきの自分の考え方や興味のありかが見えるのではないか、と思ったため。ただ、これまではあえていろんなジャンルを読むようにしてきた、いいかえれば意図的な濫読をしてきたのだが、今後はもう少しひとつのテーマを追いかけるような(正確には、いくつかのテーマを同時並行的かつ集中的に追っていくような)読み方をしていきたいな、と思っているわけである。

というわけで、とりあえず「青猫三重奏」はいったん休止し、この「自治体職員の読書ノート」に戻す。ただ、タイトルはなんだか飽きてきたので、ちょっと変えてみようかと検討中。このタイトルじゃ、自治体関係者以外は読んでくれそうにないし。

「青猫」に書いた記事は、あいている日にちを埋めていくようにして、ちょっとずつこちらに移していく予定。