自治体職員の読書ノート

自治体職員です。仕事の関係上、福祉系が多めです。読書は全方位がモットー。

リニューアル

これまでの「一冊単位」の読み方を、少し変えようかと思います。これまでも同じテーマや著者の本を続けて読むことはありましたが、それを意識的にやってみようかと。ポイントは「三冊一体」「本と本の間を読む」。おおむね1週間に1テーマとし、関連する3冊の本を読み、その関係性の中から、選んだテーマについて書いてみようかと思っています。

こういう「面倒臭い」やり方を思いついたのは、お世話になってきた「ISIS編集学校」のおかげでしょう。つい最近、カリキュラムの2つ目である「破」を卒業(「突破」と言います)したのですが、いったんそこを離れて「自主稽古」をしようと思った時、頭に去来したのがこの「三冊一体」。3冊という数は、1週間に読めそうな冊数ということと、やはり編集学校がプロデュースしている「三冊屋」もヒントにしています。ただ、三冊屋が一見関係なさそうな本の組み合わせの妙を遊ぶのに対して、こちらははっきりと関連性が分かる組み合わせになる予定。なにしろ読む前に3冊関連付けしていくわけですから、そのへんが限界でしょう。

最初のテーマは「ラフカディオ・ハーンが見た日本」です。では……。