自治体職員の読書ノート

自治体職員です。仕事の関係上、福祉系が多めです。読書は全方位がモットー。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【1475冊目】佐藤留美『なぜ、勉強しても出世できないのか?』

なぜ、勉強しても出世できないのか? いま求められる「脱スキル」の仕事術 (ソフトバンク新書)作者: 佐藤留美出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2012/10/18メディア: 新書購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (6件) を見る読むほ…

やっぱり・・・・・・

このカタチが一番シンプルで落ち着くようです。私の場合。曜日毎にジャンルを分け、タイトルもデザインも変えるというのは、個人的にはなかなか面白い「実験」だったんじゃないかと思っています。ただ、やってみて分かったんですが、ブックマークされるとそ…

【1474冊目】森鴎外『渋江抽斎』

渋江抽斎 (岩波文庫)作者: 森鴎外出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/05/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (20件) を見るある意味、文学の究極形態である。渋江抽斎という、ひとりの江戸時代の医官・考証家について、ひた…

【1473冊目】スレンドラ・ヴァーマ『ゆかいな理科年表』

ゆかいな理科年表 (ちくま学芸文庫)作者: スレンドラヴァーマ,Surendra Verma,安原和見出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/10メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る紀元前1700年の「π」から、2007年の「気候変動に関する…

【1472冊目】前川恒雄『移動図書館ひまわり号』

移動図書館ひまわり号作者: 前川恒雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1988/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (1件) を見る日野市でのたった1台の移動図書館から始まり、日本中の公共図書館に影響を与えた「図書館革命」に…

【1471冊目】デヴィッド・ギルモア『父と息子のフィルム・クラブ』

父と息子のフィルム・クラブ作者: デヴィッドギルモア,David Gilmour,高見浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/07メディア: 単行本 クリック: 47回この商品を含むブログ (11件) を見る面白くも切実な本だった。子どもをもつ親なら、たぶん誰もがそう感じ…

【1470冊目】浜矩子『浜矩子の「新しい経済学」』

浜 矩子の「新しい経済学」 グローバル市民主義の薦め 角川SSC新書 (角川SSC新書)作者: 浜 矩子出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ発売日: 2010/07/10メディア: 新書 クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る経済学というと難しくてと…

【1469冊目】小畑健・大場つぐみ『BAKUMAN』

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)作者: 大場つぐみ,小畑健出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/01/05メディア: コミック購入: 15人 クリック: 501回この商品を含むブログ (568件) を見る今さらと言いたければ言いなさい。このトシになって、「ジャンプ」…

【1468冊目】青柳いづみこ『六本指のゴルトベルク』

六本指のゴルトベルク作者: 青柳いづみこ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/02/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る二足のわらじ、という表現では足りない。天は二物を与えたもうた、とつぶやき、空を仰ぐの…

【1467冊目】原武史・重松清『団地の時代』

団地の時代 (新潮選書)作者: 原武史,重松清出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/05メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 86回この商品を含むブログ (16件) を見る団地をめぐる、政治学者と作家の対談。ポイントは「立場」より「年齢」だ。原氏が1962年、重…

【1466冊目】柴田直子・松井望『地方自治論入門』

地方自治論入門作者: 柴田直子,松井望出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2012/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (65件) を見るありそうで、今まであまりなかったタイプの一冊。「地方自治法」ではなく「地方自治論」な…

【1465冊目】幸田文『みそっかす』

みそっかす (岩波文庫 緑 104-1)作者: 幸田文出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1983/09/16メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (16件) を見る40代になって幼少期の思い出を綴った一冊。実は、幸田文が最初に書いた本でもある。あの幸田文が…

【1464冊目】プラムディヤ・アナンタ・トゥール『ゲリラの家族』

[rakuten:hmvjapan:11613714:detail]新しい年を迎え、はや7日目。そろそろ、エンジンをかけていきましょうか。さて、いきなりだが、この小説はものすごい。切れば血が出る言葉で書かれている。個人の人生が否応なく政治や民族に関わり、そこに自らの命を委…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。お正月ほど「日本」を感じられる時期もありませんね。 正月行事の奥にも、いくつもの「日本」が折り畳まれています。 毎年毎年、この1年に一度のイベントから、 たくさんの清冽なエネルギーをもらっているような気がします…