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自治体職員の読書ノート

仕事は福祉系。読書は雑食性。業務連絡はnsa59871atmarkexcite.co.jpへどうぞ。

【2135冊目】Daigo『自分を操る超集中力』

組織・仕事・公務員

 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 



「日本唯一のメンタリスト」としてテレビで引っ張りだこのDaigoの本。メンタリストとは「人の心を読み、操る」技術(メンタリズム)の使い手ということだが、本書は他人ではなく、自分で自分の心をコントロールする一冊だ。

とはいっても、それほど珍しい自己暗示技術が紹介されているわけではない。むしろ集中力を保ち、仕事の成果を上げるための自己啓発がメインで、その範囲は睡眠や食事など生活全般に及ぶ。

集中力をRPGにおけるHPのような「量」として捉えているのが面白い。著者はこれを「ウィルパワー」と呼び、使えば減り、休めば回復するものと説明する。まさにHPそのものだ。

ここから導き出されるのが「余計なことに意思の力を使わない→自動化、習慣化によって「決断する事柄」を減らす」「食事や休息、睡眠によってウィルパワーを回復させる」という2つの方向性だ。本書はこの2つを、最新の科学的知見を取り入れながらわかりやすく解説した一冊といえる。

こういう本を読むときは「いいとこどり」に徹するのが大事だ。仕事の内容も職場環境も人によって違うのだから、読みながら「ここは使える」「ここは合わない」と仕分けしていく。そして「使える」と判断した部分は、自分の生活パターンに組み入れていくのだ。私の場合で言えば「コーヒーとヨーグルトを一緒に摂取」「15分に一度立ち上がって脳をリフレッシュする」あたりが参考になりそう。「感情(喜怒哀楽)」をうまく自己管理に取り入れるノウハウも興味深い。

それにしても、この手の本って文章のクセがどれも一緒なんですよねえ。そういう書き方のフォーマットがあるのか、同じライターさんが書いているのか……。どうでもいいことだけど、ちょっと気になった。これは、蛇足。