本を読んでいる暇があったら『この世界の片隅に』を観に行きなさい
原作をレビューしそびれているうちに、映画になってしまった。そういえば『夕凪の街、桜の国』も読みっぱなしだ。
まあ、それはよい。とにかくこの映画は観るべきだ。今年一番の出来、というより、私の映画鑑賞歴の中でベスト・テンに入る(アニメならベスト・ファイブ、いやベスト・スリーだ)。
映画はこの「読書ノート」ではレビューしてこなかった。『シン・ゴジラ』も『君の名は』も、面白かったけど、あえて紹介しようとは思わなかった。だが、この映画は違う。これは後世に遺すべき映画だ。本なんか読んでる場合じゃない。上映しているうちに、ぜひ足を運んでほしい。
こういう映画を、たくさんの人が観に行っているなら、日本もまだまだ大丈夫。そう思えてくる映画でもある。内容についてはいろんなところでコメントされているので、ここでは触れない。しつこいようだが、とにかく、観なさい。観てください。観ろ。